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【ヒロアカ】ワンフォーオールとは?歴代継承者・個性・最後まで解説

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※この記事には『僕のヒーローアカデミア』終盤の重要なネタバレが含まれます。

『僕のヒーローアカデミア』を読んでいて、ワンフォーオールについて次のように感じたことはないでしょうか。

  • オールマイトからデクに渡った力なのは分かるけれど、仕組みが少しややこしい
  • 歴代継承者や個性が増えてきて、誰がどの力を持っていたのか整理できない
  • 最終的にデクにワンフォーオールが残ったのか、結末まできちんと知りたい

ワンフォーオールは、単なる強い個性ではなく、初代から9代目まで受け継がれてきた意志と力の集まりです。だからこそ、途中から黒鞭や浮遊など複数の個性が登場し、物語の理解が一気に難しくなります。

本記事では、アニメ公式サイトのキャラクター紹介や用語解説をもとに、ワンフォーオールの仕組み、歴代継承者、デクが使える個性、最後にどうなったのかまで整理しました。

この記事を読めば、考察記事を何本も読み回らなくても、ワンフォーオールの全体像を一気に把握できます。

結論として、ワンフォーオールは「力」そのものではなく、誰かを救けたいという意志を次の世代へつなぐ個性です。

※本記事では、アニメ『僕のヒーローアカデミア』公式サイトのキャラクター紹介および作中描写をもとに整理しています。一部、最終決戦後の解釈に関わる部分は、公式で明記されている情報と作中描写を分けて記載しています。

目次

ワンフォーオールとはどんな個性?

ワンフォーオールとは、簡単に言うと「力を蓄えて、次の継承者へ渡す個性」です。

ヒロアカの世界では、多くの人が生まれつき個性を持っています。しかし、ワンフォーオールは普通の個性とは少し違います。本人だけで完結する力ではなく、前の持ち主から次の持ち主へ受け継がれていく点が大きな特徴です。

作中では、オールマイトが緑谷出久、つまりデクにワンフォーオールを託しました。デクはもともと無個性でしたが、オールマイトから力を受け継いだことで、雄英高校でヒーローを目指す道を進み始めます。

ワンフォーオールは、デクが強くなるためだけの力ではありません。歴代継承者たちが「オールフォーワンを止める」という目的のために、命をかけて守り続けてきた力でもあります。

力をストックして譲渡する特別な個性

ワンフォーオールの基本は、「力を蓄えること」と「他人へ譲渡すること」です。

ここでいう「力を蓄える」とは、単に筋力が強くなるだけではありません。歴代継承者たちが鍛え、使い続けてきた力が、次の世代へ重なっていくイメージです。

公式サイトのヒロアカ用語解説「ワン・フォー・オール」でも、ワン・フォー・オールはオールマイトから緑谷出久へ受け継がれた個性であり、代々の継承者たちの力を蓄積しながら受け継がれてきたものと説明されています。また、オールマイトが8代目、出久が9代目の継承者であることも明記されています。

たとえば、オールマイトはワンフォーオールによって圧倒的な身体能力を発揮していました。パンチの風圧だけで周囲を吹き飛ばすような戦い方は、まさに平和の象徴にふさわしいものでした。

一方、デクが最初にワンフォーオールを使ったときは、体が力に耐えきれず、腕や指を壊してしまいます。これは、強い力を手に入れても、すぐに使いこなせるわけではないことを示す重要な場面です。

つまり、ワンフォーオールは便利な万能能力ではなく、受け継いだ本人の努力や体づくりがあって初めて力を発揮できる個性だと考えられます。

初代・死柄木与一から生まれた理由

ワンフォーオールは、初代継承者である死柄木与一から始まりました。

与一は、オールフォーワンの弟です。兄であるオールフォーワンは、他人の個性を奪ったり与えたりできる強大な力を持っていました。

その兄によって、与一は「力をストックする個性」を与えられます。しかし、与一自身にも「個性を与える個性」が眠っていました。

この2つの個性が混ざり合ったことで、ワンフォーオールが生まれます。

アニメ公式サイトのキャラクター紹介でも、死柄木与一は「ワン・フォー・オール」の最初の保持者とされ、兄であるオール・フォー・ワンに与えられた「力をストックする個性」と、自身に宿っていた「個性を与える個性」が混ざり合ってワン・フォー・オールが生まれたと説明されています。

ここが少しややこしいところですが、要するにワンフォーオールは、オールフォーワンが意図せず生み出してしまった「対抗する力」でもあります。

兄が支配のために個性を使ったのに対し、弟の与一は誰かに希望を託す形で力を残しました。この対比が、ヒロアカの大きなテーマにつながっています。

オールフォーワンとの違い

ワンフォーオールとオールフォーワンは、名前が似ていますが性質は正反対です。

オールフォーワンは、他人の個性を奪い、自分のものにしたり、別の人に与えたりする力です。力を集める方向は「自分のため」といえます。

一方、ワンフォーオールは、自分が持っている力を次の人に託す個性です。こちらは「未来の誰かのため」に力を残すものだと考えるとわかりやすいでしょう。

たとえば、オールフォーワンは多くの人を支配するために個性を利用してきました。対してワンフォーオールの継承者たちは、誰かを救けるために力をつないできました。

つまり、両者の違いは能力の仕組みだけではありません。

「奪う力」と「受け継ぐ力」。

この違いこそが、ヒロアカの物語を理解するうえでとても重要です。

ワンフォーオールの歴代継承者一覧

ワンフォーオールは、初代から9代目まで受け継がれてきました。

それぞれの継承者には、ワンフォーオールとは別に元々持っていた個性がある人物もいます。特にデクの代になると、その歴代個性が表に出てくるため、物語後半の戦いは一気に複雑になります。

以下の一覧は、アニメ公式サイトのワン・フォー・オール継承者キャラクター紹介をもとに整理しています。

継承者元々の個性
初代死柄木与一個性付与
2代目駆藤敏次変速
3代目ブルース・リー発勁
4代目四ノ森避影危機感知
5代目万縄大悟郎黒鞭
6代目揺蕩井煙煙幕
7代目志村菜奈浮遊
8代目オールマイト元は無個性
9代目緑谷出久元は無個性

ここからは、それぞれの継承者について見ていきます。

初代・死柄木与一

初代継承者は、死柄木与一です。

与一はオールフォーワンの弟であり、ワンフォーオールの始まりとなった人物です。体は弱かったものの、兄の行いに逆らい続ける強い正義感を持っていました。

彼の中にあった「個性を与える個性」と、兄に与えられた「力をストックする個性」が混ざったことで、ワンフォーオールが誕生します。

与一の存在が重要なのは、強さそのものよりも「抗う意志」を後の世代に残した点です。力では兄に勝てなくても、希望を次へ渡すことで戦い続けたわけですね。

ワンフォーオールの本質は、まさにこの「受け継ぐ意志」にあります。

2代目・駆藤敏次

2代目継承者は、駆藤敏次です。

彼は初代・与一と同じ時代を生きた人物で、オールフォーワンに抵抗していました。幽閉されていた与一を救け出した人物でもあります。

元々の個性は「変速」です。触れたものの速度を変えることができる個性で、後にデクが使うことで非常に強力な技になります。

駆藤敏次は、ただ力を受け取っただけの人物ではありません。オールフォーワンに支配される時代の中で、与一を救け、ワンフォーオールを次へつなげた重要な存在です。

物語終盤でデクが変速を使う場面は、歴代継承者の力が今の戦いに生きていることを強く感じさせます。

3代目・ブルース・リー

3代目継承者は、ブルース・リーです。

2代目とともに、オールフォーワン率いる敵たちと戦った人物です。元々の個性は「発勁」で、一定の動作を繰り返すことで運動エネルギーをため、一気に放つことができます。

発勁は、デクの戦い方と相性が良い個性です。たとえば、移動や攻撃の中で力をためておけば、通常以上の勢いで動くことができます。

デクはもともと分析力が高いキャラクターなので、発勁のように準備と使いどころが大切な個性は、かなり使いこなしやすかったと考えられます。

派手さだけでなく、工夫が必要な力という点が面白いところです。

4代目・四ノ森避影

4代目継承者は、四ノ森避影です。

彼の元々の個性は「危機感知」です。自分に迫る危険を前もって察知できる力で、戦闘では非常に役立ちます。

四ノ森避影は、オールフォーワンにすぐ勝つのは難しいと考え、力を蓄える期間として鍛錬に時間を使いました。派手に戦うというより、ワンフォーオールを次の世代へ強くして渡す役割を担った人物です。

ただし、ワンフォーオールの負担が体に大きく影響することも、彼に関係する話で明らかになります。

ワンフォーオールは強い個性ですが、誰でも安全に持てるわけではありません。この事実は、デクが最後の継承者になる可能性にもつながっていきます。

5代目・万縄大悟郎

5代目継承者は、万縄大悟郎です。

元々の個性は「黒鞭」です。黒い鞭のようなエネルギーを出し、攻撃・捕獲・移動などに使えます。

デクがオールマイト以外の継承者と初めて深く関わるきっかけになったのも、この黒鞭です。雄英での訓練中、デクの中から突然黒鞭が暴走する場面は、読者にとっても大きな衝撃でした。

それまでワンフォーオールは「強いパワーを出す個性」という印象が強かったため、別の個性が出てきたことで「え、そんな仕組みだったの?」と感じた人も多いはずです。

黒鞭は、デクの戦い方を大きく変えた個性といえます。

6代目・揺蕩井煙

6代目継承者は、揺蕩井煙です。

元々の個性は「煙幕」で、体から煙を出すことができます。

煙幕は、直接相手を倒すための個性ではありません。しかし、敵の視界を奪ったり、味方を隠したり、逃げ道を作ったりできるため、使い方しだいでかなり便利です。

デクのように正面からぶつかるだけでなく、状況を見て動くタイプのヒーローにとって、煙幕は強力な補助になります。

ただし、煙を出しすぎると自分や味方の視界も悪くなるため、使いどころには注意が必要です。まさに「強いけれど、雑に使うと危ない」個性ですね。

7代目・志村菜奈

7代目継承者は、志村菜奈です。

彼女はオールマイトの師匠であり、元々の個性は「浮遊」です。自分の体を浮かせることができます。

志村菜奈は、オールフォーワンとの戦いに家族を巻き込まないよう、息子の狐太朗を里子に出しました。しかし、その選択が後に死柄木弔の誕生へつながっていきます。

ここはヒロアカの中でもかなり重い部分です。

誰かを守るための判断が、別の悲劇を生んでしまう。志村菜奈の物語は、ヒーローの正しさがいつも簡単に報われるわけではないことを示しています。

デクが死柄木弔と向き合う展開にも、志村菜奈の存在は大きく関わっています。

8代目・オールマイト

8代目継承者は、オールマイトです。

本名は八木俊典。デクと同じく、元々は無個性でした。

オールマイトはワンフォーオールを受け継ぎ、圧倒的な力で「平和の象徴」と呼ばれるヒーローになります。彼が笑顔で人々を救ける姿は、デクだけでなく、多くの人にとって希望そのものでした。

ただし、オールマイトは作中で歴代個性を使っていたわけではありません。主にワンフォーオールの蓄積された力を、圧倒的な身体能力として発揮していました。

だからこそ、デクの代で複数の個性が発現したとき、オールマイト自身も完全には把握していない部分がありました。

オールマイトは、ワンフォーオールを最も長く、そして象徴的に使った継承者といえるでしょう。

9代目・緑谷出久

9代目継承者は、緑谷出久です。

デクは生まれつき無個性でした。しかし、人を救けようとする気持ちと行動力をオールマイトに認められ、ワンフォーオールを受け継ぎます。

公式サイトの緑谷出久キャラクター紹介でも、生まれつき無個性だった出久が、オールマイトからワン・フォー・オールを受け継いだことが説明されています。

最初は力に体がついていかず、指や腕を壊しながら戦っていました。そこから、体全体に力を分散させる「フルカウル」を覚え、少しずつワンフォーオールを自分のものにしていきます。

デクの特徴は、ただ根性で戦うだけではないところです。相手の動きや個性を分析し、自分の弱点も理解したうえで戦い方を変えていきます。

そのため、歴代個性が次々に発現してからも、デクはそれらを組み合わせて戦うようになりました。

ワンフォーオールの集大成を担った人物が、デクだといえます。

デクが使える歴代個性一覧

デクが使えるようになった歴代個性は、ワンフォーオールの中に蓄積されていた継承者たちの個性です。

最初からすべて使えたわけではありません。物語が進む中で、少しずつ発現していきます。

代表的な歴代個性は以下の6つです。

個性元の持ち主主な特徴
黒鞭5代目・万縄大悟郎黒い鞭状の力を出す
浮遊7代目・志村菜奈体を浮かせる
危機感知4代目・四ノ森避影危険を察知する
煙幕6代目・揺蕩井煙煙で視界を遮る
発勁3代目・ブルース・リー動作で力をためて放つ
変速2代目・駆藤敏次触れたものの速度を変える

公式サイトの用語解説でも、出久は歴代継承者の中で初めて、それぞれが持っていた個性を使うことができると説明されています。詳しくはヒロアカ用語解説「ワン・フォー・オール」で確認できます。

ここから、それぞれの個性を見ていきます。

黒鞭

黒鞭は、デクが初めて発現させた歴代個性です。

黒い鞭のようなエネルギーを出し、相手を捕まえたり、建物に引っかけて移動したりできます。

この個性が初めて出たとき、デクはうまく制御できず暴走してしまいました。そのため、黒鞭は「力」だけでなく「心の安定」も大切な個性だとわかります。

戦闘ではかなり使いやすく、デクの移動力や救助能力を大きく高めました。人を引き寄せたり、落下を防いだりできるため、ヒーロー活動との相性も抜群です。

浮遊

浮遊は、志村菜奈の個性です。

自分の体を浮かせることができるため、空中での移動や回避に役立ちます。

デクはこの浮遊を使うことで、地上戦だけでなく空中戦にも対応できるようになりました。黒鞭と組み合わせることで、かなり自由な動きが可能になります。

たとえば、黒鞭で自分の体を引っ張りながら、浮遊で空中にとどまるような使い方ができます。単体でも便利ですが、他の個性と合わせることで真価を発揮する力です。

危機感知

危機感知は、四ノ森避影の個性です。

自分に迫る危険を感知できます。敵の攻撃を事前に察知できるため、防御や回避にとても役立ちます。

ただし、危機感知は万能ではありません。危険を感じ取れても、体が反応できなければ避けられない場合があります。

また、相手に害意がない場合など、状況によっては反応の仕方が変わる可能性もあります。作中でも、個性にはそれぞれ向き不向きがあるため、危機感知だけに頼る戦い方は危険です。

それでも、強敵との戦いでは命をつなぐ重要な個性になりました。

煙幕

煙幕は、揺蕩井煙の個性です。

体から煙を出し、相手の視界をふさぐことができます。

この個性は、攻撃力そのものは高くありません。しかし、敵の目をくらませたり、味方を逃がしたりする場面ではとても役立ちます。

デクの戦いでは、正面突破だけでなく、相手の動きを乱すためにも使われます。

ただし、煙を出しすぎると自分の視界も悪くなります。味方との連携にも影響するため、使う量やタイミングが大切です。

地味に見えて、かなり実戦向きの個性だといえるでしょう。

発勁

発勁は、ブルース・リーの個性です。

一定の動作を繰り返すことで運動エネルギーをため、それを一気に放つことができます。

わかりやすく言うと、力をためてから強く動く個性です。

デクはこの発勁を使うことで、通常よりも大きな力やスピードを出せるようになります。ワンフォーオール本来の力と組み合わせれば、かなり強力です。

ただし、事前に動作を重ねる必要があるため、いつでも自由に最大火力を出せるわけではありません。準備と判断が必要な点が、この個性の面白いところです。

変速

変速は、駆藤敏次の個性です。

触れたものの速度を変えることができます。

この個性は、物語終盤の戦いで非常に重要な役割を持ちます。速度を変えるという性質上、相手の予想をずらしたり、自分の攻撃の勢いを変えたりできるからです。

ただし、変速は扱いが難しい個性でもあります。速度を変えられるからといって、何も考えずに使えば体への負担も大きくなります。

ワンフォーオール本来のパワー、発勁、黒鞭などと組み合わせることで、デクの戦い方は一段と複雑になりました。

なぜデクは複数の個性を使えるようになった?

デクが複数の個性を使えるようになった理由は、ワンフォーオールの中に歴代継承者の個性が蓄積されていたからです。

最初は、ワンフォーオールは単純なパワー系の個性に見えました。しかし実際には、歴代継承者の意志や個性も内側に残っていました。

デクの代になって、その力が表に出てきたことで、黒鞭や浮遊などの個性が使えるようになります。

OFAに歴代継承者の個性が蓄積されていた

ワンフォーオールは、ただ力を渡すだけの個性ではありません。

継承者の力や意志を積み重ねながら、次の世代へ進んでいく個性です。そのため、歴代継承者が元々持っていた個性も、ワンフォーオールの中に残っていました。

デクは9代目として、その蓄積された力を受け取りました。

とはいえ、最初から全部使えたわけではありません。黒鞭が突然出たときのように、本人の成長や状況に応じて少しずつ発現していきます。

ここがワンフォーオールの難しいところです。

力を受け継いだからといって、すぐに完全な状態で使えるわけではない。むしろ、受け継いだものが大きすぎるからこそ、デクは苦しみながら使い方を学ぶ必要がありました。

オールマイトが使えなかった理由

オールマイトが歴代個性を使っていなかった理由は、作中で細かくすべて説明されているわけではありません。

そのため、「オールマイトは絶対に使えなかった」と強く断定するよりも、作中描写から整理するのが安全です。

作中を見る限り、オールマイトの時代には歴代個性が表に出ておらず、デクの代で複数の個性が発現したと考えるとわかりやすいでしょう。

オールマイトは、ワンフォーオールの蓄積された力を身体能力として使い、圧倒的なパワーで戦っていました。デクのように黒鞭や浮遊を使っていた描写はありません。

また、オールマイトもデクと同じく元は無個性です。ワンフォーオールの真価を引き出した継承者であることは間違いありませんが、複数個性が発現する段階までは至っていなかったと見るのが自然です。

つまり、デクだけが特別に別の力をもらったというより、ワンフォーオールが長い時間をかけて成長し、デクの代で歴代個性が表に出たと整理できます。

ワンフォーオールは最後どうなった?

ワンフォーオールは、物語の最後で大きな転機を迎えます。

結論から言うと、公式キャラクター紹介では、デクの個性は「無個性⇒ワン・フォー・オール⇒無個性」とされています。そのため、最終的な状態としては、デクはワンフォーオールを失い、無個性に戻ったと整理できます。

ただし、ここで大切なのは「力を失ったから終わり」ではないことです。

公式サイトの緑谷出久キャラクター紹介では、卒業から8年後の出久が雄英の教師を務めながら、オールマイトから授かったアーマーをまとい、無個性ながらヒーロー活動も行っていると説明されています。

ワンフォーオールは消えても、デクが積み重ねてきた経験や人を救けようとする意志までは消えていません。

最終決戦で何が起きたのか

最終決戦では、デクと死柄木弔の戦いが大きな焦点になります。

デクはただ敵を倒すのではなく、死柄木弔の中にある苦しみや過去にも向き合おうとしました。ここがデクらしいところです。

普通なら、世界を壊そうとする強敵は倒すべき相手として描かれます。しかし、デクは死柄木を単なる悪として切り捨てませんでした。

ワンフォーオールは、オールフォーワンに対抗するために受け継がれてきた力です。その最後の戦いで、デクは力だけでなく、相手を救けようとする姿勢を貫きます。

この展開は、ヒロアカの最初にあった「無個性でもヒーローになれますか?」という問いにもつながっているように感じられます。

本当のヒーローらしさは、強い個性を持っていることだけではない。デクの物語は、最後までそこを描いていました。

デクにワンフォーオールは残ったのか

公式キャラクター紹介では、デクの個性は最終的に「無個性」とされています。

そのため、最終的な状態としては、デクにワンフォーオールは残っていないと整理できます。

ただし、作中ではオールマイトがワンフォーオールをデクに譲った後、しばらく残った力で活動していました。そのため、デクにも同じような「残り火」があったと読むことはできます。

とはいえ、これは最終的な公式設定とは分けて考える必要があります。

公式情報上の結論は、デクはワンフォーオールを失い、無個性に戻った人物として整理されている、ということです。

そして、無個性に戻ったあとも、デクのヒーローとしての道が完全に閉ざされたわけではありません。卒業から8年後、デクは教師として後進を育てながら、アーマーをまとってヒーロー活動も行っています。

今後復活や再継承の可能性はある?

ワンフォーオールが今後復活するかどうかは、現時点で公式に明言されていません。

そのため、「復活する」と断定することはできません。

物語上、ワンフォーオールはオールフォーワンとの長い因縁を終わらせるための力でした。最終決戦を経て、その役割は一区切りついたと考えられます。

また、デクが無個性に戻ったことも公式情報で示されています。そう考えると、ワンフォーオールが再び誰かに継承される可能性は高くないでしょう。

ただし、ヒロアカの世界にはサポートアイテムや技術の進歩があります。デクがアーマーをまとってヒーロー活動を行っていることからも、個性だけがヒーローの条件ではないと描かれています。

つまり、ワンフォーオールそのものが復活しなくても、デクの意志や経験は次の世代へ受け継がれていくのです。

ワンフォーオールに関するよくある質問

ここでは、ワンフォーオールについて検索されやすい疑問をまとめます。

ワンフォーオールの意味は?

ワンフォーオールは、英語の「One For All」に由来します。

直訳すると「一人はみんなのために」という意味です。

ヒロアカにおけるワンフォーオールは、まさにこの言葉どおりの力です。一人の継承者が自分だけのために使うのではなく、次の世代や多くの人を救けるために受け継がれてきました。

オールフォーワンが「すべてを一人のために集める力」だとすれば、ワンフォーオールは「一人がみんなのために託す力」です。

名前の時点で、両者の考え方が正反対になっています。

ワンフォーオールは誰から誰に継承された?

ワンフォーオールは、初代・死柄木与一から始まり、最終的に9代目の緑谷出久へ受け継がれました。

順番は以下の通りです。

  1. 死柄木与一
  2. 駆藤敏次
  3. ブルース・リー
  4. 四ノ森避影
  5. 万縄大悟郎
  6. 揺蕩井煙
  7. 志村菜奈
  8. オールマイト
  9. 緑谷出久

特に重要なのは、7代目の志村菜奈から8代目のオールマイト、そして9代目のデクへつながる流れです。

このつながりが、死柄木弔の過去やオールマイトの存在、デクの成長に深く関係しています。

ワンフォーオールとオールフォーワンは兄弟の力?

ワンフォーオールとオールフォーワンは、兄弟の関係から生まれた因縁の力です。

オールフォーワンは兄、死柄木与一は弟です。

兄のオールフォーワンは、個性を奪い、与える力を持っていました。一方、弟の与一は「個性を与える個性」を宿していました。

兄が与一に「力をストックする個性」を与えた結果、与一の中にあった個性と混ざり、ワンフォーオールが生まれます。

つまり、ワンフォーオールはオールフォーワンの行動がきっかけで誕生した力です。

しかし、その性質は兄とは真逆でした。

奪って支配するオールフォーワン。託して未来へつなぐワンフォーオール。この対立が、ヒロアカ全体の大きな軸になっています。

デクは最後に無個性に戻った?

はい。公式キャラクター紹介では、デクは最終的に無個性に戻ったと整理されています。

具体的には、緑谷出久の個性は「無個性⇒ワン・フォー・オール⇒無個性」とされています。

ただし、無個性に戻ったからといって、デクがヒーローでなくなったわけではありません。

卒業から8年後、デクは雄英高校の教師として生徒たちを導きながら、オールマイトから授かったアーマーをまとってヒーロー活動も行っています。

この結末は、ヒロアカの最初の問いに対する答えのようにも見えます。

「無個性でもヒーローになれるのか?」

デクはワンフォーオールを失っても、誰かを救けようとする心を失いませんでした。だからこそ、彼は最後までヒーローなのです。

まとめ:ワンフォーオールは力ではなく意志を受け継ぐ個性

ワンフォーオールは、力を蓄えて次の人へ受け継ぐ特別な個性です。

初代・死柄木与一から始まり、オールマイトを経て、9代目のデクへと受け継がれました。歴代継承者たちの個性も内側に蓄積され、デクの代で黒鞭・浮遊・危機感知・煙幕・発勁・変速といった力が発現します。

一方で、ワンフォーオールは大きな負担を持つ力でもありました。

最終的にデクはワンフォーオールを失い、無個性に戻ったと整理されています。それでも、教師として、そしてアーマーをまとったヒーローとして歩み続けました。

ワンフォーオールの本当の意味は、強い個性そのものではありません。

誰かを救けたいという意志を、次の人へつないでいくこと。

その意味で、ワンフォーオールは消えたあとも、デクや仲間たちの中に残り続けているといえるでしょう。

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