「枯れた花に涙を」の11話を読み終えて、続きが気になって仕方がない。でも次の話を読む時間がなくて、内容を先に知りたい…。そんな風に感じていませんか?
11話から20話は、物語の中でも特に重要な転換期です。樹里が鉄平の裏切りを目の当たりにし、蓮との関係が大きく変化していく場面が描かれています。この10話分を読むだけで、あなたの「続きが知りたい!」という気持ちは確実に満たされるはずです。
LINEマンガで1話ずつ待つのがもどかしい。韓国版を読む時間はないけれど、ストーリーの流れは把握しておきたい。あるいは、もう一度読み返す前にどんな内容だったか思い出したい。この記事は、そんなあなたのために書きました。
この記事を読むことで得られるもの:
- 11話から20話までの詳細なあらすじが一気にわかる
- 樹里の心の変化と蓮との関係の進展が理解できる
- 鉄平と亜里沙の裏切りの全貌が明らかになる
- 蓮の隠された過去や正体のヒントを掴める
- 次の展開への期待感が高まり、より深く作品を楽しめる
各話ごとに丁寧にネタバレしていきますので、読みたい話だけピックアップして読むこともできます。時間がない方でも、たった5分でこの重要な10話分の内容を把握できるでしょう。
それでは、樹里と蓮の運命が大きく動き始める11話から、一緒に振り返っていきましょう。
※この記事には「枯れた花に涙を」11話から20話のネタバレが含まれます。まだ読んでいない方はご注意ください。
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【枯れた花に涙を】11話あらすじネタバレ

蓮は樹里の首筋にできた跡を見つけ、優しく「虫に刺されたみたいだね」と声をかけました。その跡は実は鉄平がつけたものでしたが、樹里は動揺しながらも何も言えません。
蓮は絆創膏を丁寧に貼りながら、「返信がなくて寂しかった」と正直に気持ちを伝えます。樹里にとって、こんな風に自分の気持ちを素直に言葉にしてくれる人は初めてでした。鉄平には毎日メッセージを送っていたのに、返信が来ることはほとんどなかったからです。
「無理せず、したいようにしてください」という蓮の言葉に背中を押され、樹里は人生で初めて自分のために花を買う決意をします。部屋に飾った一輪のバラは、彼女にとって小さな希望の象徴となりました。
嬉しくなって写真を撮り、蓮に送った樹里。しかしその写真を見た鉄平は、なぜか胸がざわついて樹里を強引に抱き寄せてしまいます。樹里の変化を本能的に察知したのかもしれません。
この回では、樹里が初めて自分のために何かを選ぶ姿が描かれており、彼女の心の変化が丁寧に表現されています。蓮の優しさが樹里の凍りついた心を少しずつ溶かしていく様子に、多くの読者が涙したエピソードでもあるんです。
【枯れた花に涙を】12話あらすじネタバレ
鉄平は亜里沙と関係を持った後も、罪悪感を感じながら「安全日」という言葉に甘えて自分を正当化していました。一方、樹里は鉄平のシャツについた化粧の跡を見つけてしまいます。
心のどこかで真実に気づいているはずなのに、樹里は「きっと勘違いだ」と自分に言い聞かせるしかありませんでした。13年間も一緒にいた相手を疑うことは、彼女にとってあまりにも辛いことだったのです。
落ち込んでいる樹里のもとに蓮が現れます。スマホの画面には「名前で呼んでもいいですか」というメッセージが表示されていました。蓮が「お腹が空いた」と言ったとき、樹里は彼が鉄平と亜里沙の姿を見ていたことに気づきます。
「一番美味しいものを選んでください」と言う蓮の腕に、タトゥーがあることに樹里は気づきました。しかし彼女が本当に気になったのは、タトゥーの上にある大きな傷跡だったのです。
この傷は何を意味するのか。樹里の中で、蓮への関心が少しずつ膨らんでいきます。鉄平への疑念と蓮への気持ちが交錯する、感情の揺れ動きが見どころの回となっています。
【枯れた花に涙を】13話あらすじネタバレ
樹里が蓮の腕に見つけた傷跡について尋ねると、蓮は「事故に遭ったんです」とだけ答えました。心配そうに涙ぐむ樹里の表情を見て、蓮は少し驚いた様子を見せます。
樹里の頭の中では、蓮への関心と鉄平への未練が複雑に絡み合っていました。一方、亜里沙は鉄平に結婚を迫りますが、鉄平は「樹里がいるから無理だ」とはっきり答えます。樹里を離さないつもりでいながら、他の女性と関係を持ち続ける鉄平の身勝手さには呆れるばかりです。
蓮は突然「今週は連絡もしないし、会いにも行きません」と言って去っていきました。自分から距離を置くことで、樹里に自分の気持ちを整理する時間を与えようとしたのかもしれません。
鉄平と樹里の結婚生活はすっかり冷え切っており、鉄平が他の女性と会っていることも樹里は薄々気づいていました。それでも目を背けようとする樹里と、次第に彼女の心の中で大きくなっていく蓮の存在。この対比が、物語に深みを与えているんですね。
樹里の心の葛藤が丁寧に描かれており、読者も一緒に悩んでしまうような展開となっています。蓮の優しさと鉄平の冷たさが際立つ回でもありました。
【枯れた花に涙を】14話あらすじネタバレ
夜中に鉄平にかかってきた電話を見て、樹里は出ようとしますが怖くなってやめてしまいました。婚姻届を出して結婚式や新婚旅行の約束は結局果たされませんでしたが、樹里は「二人の気持ちが変わらなければそれでいい」と自分に言い聞かせていたのです。
蓮は樹里が少し距離を縮めてくれたと思っていたのに、メッセージの返信がないことに思い悩んでいました。彼には新しい側近がつき、「近いうちに人を埋めるかもしれない」と冗談を言われるシーンがあります。この台詞から、蓮の裏の顔が少しずつ見え始めるのです。
「浮気」という言葉を耳にした樹里は、すぐに鉄平を思い浮かべて不安になります。体調が悪くなり仕事を早退した彼女は、鉄平の会社に向かいました。
「家族です」と名乗って鉄平を探すと、本当に残業をしていることがわかり、樹里は少しだけ安心します。しかし安堵したのも束の間、鉄平の冷たい態度に樹里の胸は激しく締め付けられることになるのです。
この回では、樹里の不安定な精神状態と、蓮の持つ二面性が描かれています。物語がより複雑になっていく転換点とも言える重要なエピソードでしょう。
【枯れた花に涙を】15話あらすじネタバレ
樹里が鉄平の会社を訪れたのは、不倫の証拠を掴むためではありませんでした。ただ安心したかっただけなのです。それなのに鉄平は「そんなことで会社に来るなんて病気だ」と樹里を責めてしまいます。
妻として、パートナーとして心配するのは当たり前のことなのに、鉄平には樹里の気持ちが全く理解できていません。この言葉に深く傷ついた樹里の様子に、蓮は気づいていました。
蓮は辛そうにしている彼女にそっと寄り添います。鉄平に冷たくされて落ち込む樹里を、蓮は何も言わず静かに見守りました。雪が雨に変わる中、涙を流す樹里をただ見つめる蓮の姿が印象的です。
やがて蓮は「もう終わりにしよう」と心の中で決意し、樹里をそっと抱きしめました。樹里は蓮の腕の中で初めて本当の安心を感じ、「このままでもいいかもしれない」と思ってしまいます。
鉄平との関係が崩れ始めていることに、樹里もついに気づき始めていました。蓮の温もりが、彼女の心に確実に変化をもたらしているのです。この回は、二人の関係が新しい段階に入る重要な場面として描かれています。
【枯れた花に涙を】16話あらすじネタバレ
蓮がコーヒーを持って現れ、「これからは許可なく会いに行きます」と宣言しました。樹里が「今週は結婚記念日だからダメ」と答えると、蓮は驚いて「離婚したのに?」と尋ねます。
蓮が鉄平のことを否定すると、樹里は「まだ子供だからわからないのよ」と言って立ち去ってしまいました。11歳も年下の蓮には、自分の気持ちは理解できないと思い込んでいたのです。
一方、亜里沙は鉄平が本当に独身なのか疑い始め、彼の家に行きたいと言い出します。鉄平は「お金も親もない」と答えますが、亜里沙は「それでもいい」と受け入れました。
鉄平が残業だと聞き、密かに期待してしまった樹里は自分を責めます。しかし実際には、亜里沙が鉄平の家を訪れていたのです。まるで「大人の真剣な交際」のように感じて喜ぶ亜里沙。
その様子を蓮は静かに見つめていました。蓮の目には、どんな感情が宿っていたのでしょうか。この回では、樹里の葛藤と鉄平の裏切りが同時進行で描かれ、物語の緊張感が一気に高まっていきます。
【枯れた花に涙を】17話あらすじネタバレ
鉄平と亜里沙が家で体を重ねる声を聞いてしまった樹里は、恐怖と悲しみで体が震えました。蓮は樹里に「目を背けないでください」と言います。もう真実から逃げられないことを、樹里も理解していたのです。
家に入った樹里は感情を爆発させ、鉄平に「13年間も一緒に暮らしてきたのに、どうして私を他人のように扱えるの?」と訴えました。これまで溜め込んできた感情が、ついに溢れ出した瞬間です。
しかし鉄平は「別れられるなら別れてみろ」と言い残し、亜里沙を追いかけていってしまいます。樹里よりも亜里沙を選んだ鉄平の行動に、読者も怒りを覚えずにはいられません。
亜里沙を引き止める鉄平の姿を見た蓮は、「やっぱり彼を殺してしまおうか」と考えます。この台詞から、蓮の危険な一面が垣間見えました。樹里の涙を見た蓮は「彼女のために何かしてあげたい」と強く願います。
泣き崩れる樹里を抱き寄せ、蓮は「もう泣かないでください」と静かに囁きました。樹里は蓮の肩に寄りかかり、涙をこぼし続けます。この場面は、多くの読者の涙を誘った名シーンとなっています。
【枯れた花に涙を】18話あらすじネタバレ
高熱で倒れてしまった樹里を、蓮は病院に連れて行きました。ベッドのそばで看病しながら、蓮は「彼女の心の傷を一つずつ消していきたい」と心の中で誓います。
翌朝、樹里の代わりに花屋で働く蓮の姿がありました。蓮についていた譲二という人物は、実は蓮の父から「息子の行動を監視しろ」と命じられていたのです。このことから、蓮が裕福な家庭の出身であることが明らかになります。
花屋で働いている蓮に、一人の少女が「自分を買ってください」と言いました。すると蓮は微笑んで「もう買われていますよ」と答えます。樹里のことを指しているのでしょう。蓮の奇妙な言動に、譲二は戸惑いを隠せません。
夜になって樹里が目を覚ましたと知った蓮は、すぐに病院に戻りました。樹里は鉄平のことを思い出して震えていましたが、蓮が「大丈夫ですよ」と言いながらそっと抱き寄せます。
樹里は蓮の優しさに包まれ、安堵の涙をこぼしました。この回では、蓮の献身的な姿と、彼の持つ複雑な背景が描かれています。物語の謎が少しずつ明らかになっていくのです。
【枯れた花に涙を】19話あらすじネタバレ
蓮の兄が帰国するという知らせが入りますが、蓮は「自分は死んだと伝えておいてください」と冷たく答えました。蓮と家族の間に、何か深い事情があることが伺えます。
一方、鉄平は亜里沙のマンションの前で彼女を待ち、これまでのことを謝っていました。亜里沙は「行かないで」と鉄平を引き止めますが、実はこれが鉄平の思惑通りだったのです。樹里を手放さずに、亜里沙も繋ぎ止めておきたい鉄平の身勝手さが露骨に描かれています。
樹里の部屋では電話が鳴り続けていました。相手は蓮で「声が聞きたかったんです」と言います。二人は他愛のない会話を楽しみ、樹里の表情が少しずつ和らいでいきました。
蓮が「羽目を外してみませんか?」と提案すると、樹里は鉄平が好きだったタバコを手に取ります。しかし火をつけることができずにいると、蓮がそっと手を添えて「こうするんですよ」と教えてくれました。
蓮の手が触れる瞬間、樹里は自分の中に芽生えた蓮への感情に気づいてしまいます。この回は、樹里の気持ちが確実に蓮に傾いていく様子が繊細に表現されているのです。
【枯れた花に涙を】20話あらすじネタバレ
鉄平に「一緒に住もう」と言う亜里沙は、彼にとって適当に遊ぶのにちょうどいい存在でしかありませんでした。鉄平は樹里が絶対に自分を捨てられないと確信しており、その自信が彼を傲慢にさせているのです。
蓮は樹里にタバコの吸い方を教えますが、樹里は「あなたには吸ってほしくない」と言いました。自分は吸おうとしているのに、蓮には吸ってほしくない。この矛盾した感情こそが、樹里の中で蓮が特別な存在になっている証拠でもあります。
蓮は「タバコ以外にやりたいことはありませんか?」と聞きました。その問いかけに、樹里は蓮から「好きです」と告白されたことを思い出します。光からの着信を無視した蓮は「好きな人といる時に邪魔されたくないんです」と言いました。
樹里は蓮が自分に抱いている感情が、単なる同情ではないことにようやく気づきます。蓮からの真っ直ぐな視線に心がざわつき、樹里は彼への感情を抑えきれなくなっていきました。
この20話で、樹里と蓮の関係は新しい局面を迎えます。二人の間に流れる空気が変わり始め、物語は次の展開へと進んでいくのです。読者の心を掴んで離さない、重要なターニングポイントとなっています。
「枯れた花に涙を」の11話から20話は、樹里の心が大きく動く重要なパートです。鉄平の裏切りを目の当たりにし、蓮の優しさに触れることで、樹里は少しずつ自分の気持ちと向き合い始めました。
この先、二人の関係はどう発展していくのか。そして蓮の隠された過去とは何なのか。続きが気になる方は、ぜひLINEマンガやebookjapanでご覧ください。
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