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物語シリーズ時系列の全記録。阿良々木暦の高校3年間を時間軸で整理

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西尾維新先生が生み出した金字塔「物語シリーズ」は、その独特な台詞回しや演出に加え、時系列の複雑さが大きな魅力の一つです。

しかし、放送順と作中の時系列が大きく異なるため、一度視聴しただけでは「あの事件の裏で何が起きていたのか」を完璧に把握するのは至難の業と言えるでしょう。

特に、主要キャラクターたちが絡み合う「阿良々木暦の高校3年生」の1年間は、パズルのピースを埋めていくような緻密な構成になっています。

本記事では、2回目以降の視聴をより深く楽しみたいファンの方に向けて、物語シリーズの時系列を徹底的に整理し、年表形式で解説します。

暦物語や傷物語がどのタイミングに位置するのかを理解することで、物語の解像度は一気に高まるはずです。

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目次

物語シリーズを時系列で追う意義

物語シリーズは、著者の刊行順やアニメの放送順で視聴するのが王道ですが、時系列順に並べ直すと、キャラクターの心境の変化や伏線の繋がりがより明確に見えてきます。

放送順ではバラバラに提示されていた情報が、一本の線として繋がった時の快感は、この作品ならではの醍醐味です。

特に、阿良々木暦という一人の少年の視点から物語を捉え直すことで、彼がどのような選択を経て成長していったのかを深く味わうことができます。

ここからは、阿良々木暦の高校3年生の春休みから、大学合格後までの激動の1年間を時間軸に沿って追いかけていきましょう。

すべての始まり:春休み(傷物語)

物語シリーズの原点であり、すべての元凶とも言えるのが、3月25日から4月8日までの春休みに起きた「吸血鬼」との遭遇です。

傷物語(鉄血・熱血・冷血)

阿良々木暦が伝説の吸血鬼、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードと出会い、自身も吸血鬼もどきとなる期間です。

ここでは、後に重要な役割を果たす羽川翼との関係性の始まりや、怪異の専門家である忍野メメとの出会いが描かれます。

この「傷物語」での出来事が、その後のすべての物語の「貸し借り」や「因縁」のベースとなっているため、時系列を理解する上では最優先で把握すべきエピソードです。

なお、原作者である西尾維新氏の公式サイトでは、小説としての刊行順や物語の全容が紹介されています。 西尾維新オフィシャルサイト アニメ版の時系列だけでなく、原作小説における詳細な設定を知ることで、暦の歩んだ道をより深く理解できるでしょう。

激動の1学期:5月から6月(猫物語・化物語)

春休みの地獄を生き延びた暦を待っていたのは、平穏な日常ではなく、身近な少女たちの怪異との遭遇でした。

猫物語(黒)

ゴールデンウィークの期間中に起きた、羽川翼の「障り猫」にまつわるエピソードです。

阿良々木暦が羽川翼に対して抱いていた感情の正体や、彼女の家庭環境の闇が浮き彫りになります。

時系列としては「傷物語」の直後に位置し、後の「猫物語(白)」へと続く重要な伏線が散りばめられています。

化物語(上・下)

5月から6月にかけて、戦場ヶ原ひたぎを皮切りに、八九寺真宵、神原駿河、千石撫子、阿良々木月火といった少女たちの怪異を解決していく物語です。

ここでの体験を通じて、阿良々木暦と戦場ヶ原ひたぎの恋人関係が成立し、シリーズの基本的な人間関係が構築されます。

偽物と本物の夏休み:7月から8月(偽物語・傾物語・鬼物語)

夏休みに入ると、物語の規模はさらに拡大し、暦の妹たちや過去の因縁が深く関わってきます。

偽物語(火憐・月火)

7月末から8月上旬にかけて、暦の妹である火憐と月火が怪異に直面します。

貝木泥舟という偽物の専門家が登場し、「本物」と「偽物」の定義を問う物語が展開されます。

傾物語

8月20日から21日にかけて、八九寺真宵のために暦と忍野忍がタイムトラベルを試みるエピソードです。

時系列が分岐する可能性を示唆し、シリーズ全体の構造を多層的にしています。

鬼物語

8月21日から24日、忍野忍の過去に関連する「くらやみ」が阿良々木暦たちを襲います。

この裏側では、後述する「猫物語(白)」の事件が同時に進行しており、シリーズ屈指の複雑な時間軸を形成しています。

混乱の2学期から3学期へ(囮物語・恋物語・憑物語)

秋から冬にかけて、物語はさらにシリアスな展開を見せ、暦は大きな決断を迫られることになります。

囮物語

10月末から11月初旬にかけて、千石撫子が「蛇神」となる最悪の事態が発生します。

暦たちへの絶望的な宣告がなされ、物語はクライマックスへのカウントダウンを始めます。

恋物語

1月1日から2月1日にかけて、貝木泥舟が戦場ヶ原ひたぎの依頼を受け、千石撫子を騙すために奔走します。

「囮物語」で発生した問題を、暦以外の視点から解決に導く異色のエピソードです。

憑物語

2月13日、暦の体に異変が生じ、吸血鬼化の進行が止まらなくなります。

大学受験を目前に控え、暦が「人間」として生きるかどうかの瀬戸際に立たされる物語です。

暦物語という「ミッシングリンク」の重要性

シリーズ全体を通して語られる「暦物語」は、短編形式でありながら、時系列の隙間を埋める極めて重要な役割を果たしています。

12のエピソードが繋ぐ1年間

「暦物語」は、4月から翌年3月までの各月をテーマにした12編の物語で構成されています。

一見すると些細な日常の謎解きのように見えますが、最終章である「こよみデッド」は、シリーズの結末へと直結する衝撃的な展開を迎えます。

各エピソードがどの長編の間に位置しているかを把握することで、物語シリーズの年表は完成に近づきます。

阿良々木暦の卒業とその後(終物語・続・終物語)

物語の締めくくりは、暦の高校生活の集大成である「終物語」へと繋がります。

終物語(上・中・下)

10月の出来事を描く「上・中」と、受験当日の出来事を描く「下」に分かれています。

特に「下」は、これまでのすべての事件が忍野扇という存在を通じて集約される、シリーズの真のクライマックスと言えるでしょう。

続・終物語

卒業式の翌日、3月15日に起きた鏡の世界での出来事です。

高校生活を終え、大学入学を控えた暦が、自身の内面と向き合う「後日談にして、新たな始まり」を告げる物語です。

また、2024年から展開されている最新作『〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン』では、卒業後の暦や他のキャラクターたちのさらなる物語が描かれています。 アニメ〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン 公式サイト 最新情報を追う際も、これまでの時系列を理解していることが大きなアドバンテージとなります。

物語シリーズ時系列の総まとめ

主要なエピソードを時間軸(年表)として整理しました。

  • 3月25日〜4月8日:傷物語(春休み)
  • 4月29日〜5月7日:猫物語(黒)
  • 5月8日〜6月14日:化物語
  • 7月29日〜8月14日:偽物語
  • 8月20日〜8月21日:傾物語
  • 8月21日〜8月24日:猫物語(白)/鬼物語(同時進行)
  • 10月31日〜11月2日:囮物語
  • 1月1日〜2月1日:恋物語
  • 2月13日:憑物語
  • 3月13日〜3月14日:終物語(下)
  • 3月15日:続・終物語

この流れを確認する際の一次ソースとしては、アニプレックスが運営するポータルサイトの作品アーカイブが最も信頼できます。 〈物語〉シリーズ ポータルサイト

まとめ:時系列を知れば「物語」はもっと面白くなる

この流れを意識しながら改めて作品を視聴すると、阿良々木暦が過ごした1年間がいかに濃密で、計算し尽くされた構成であったかに驚かされるはずです。

より深く作品の世界に浸りたい方は、Blu-ray BOXなどで各エピソードを見返し、自分だけの年表を完成させてみてはいかがでしょうか。

物語シリーズの魅力は、何度見返しても新しい発見がある「情報の深さ」にあります。

今回の整理が、皆様の素晴らしい「推し活」の一助となれば幸いです。

もし、特定のシーンでの時系列について詳しく知りたい場合や、あなたの独自の考察があれば、ぜひコメント欄やSNSでシェアしてください。

これからも「satimo-notes」では、物語シリーズをはじめとしたエンタメ作品の核心に迫る情報を、熱量を持ってお届けしていきます。

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